「ココナラは手数料が高いのに、なぜ使い続けているのですか?」
動画編集の副業について発信していると、このような疑問を持つ方もいると思います。
ココナラの通常サービスでは、販売総額から22%の手数料が差し引かれます。3万円の動画編集を受注した場合、手数料は6,600円、手取りは2万3,400円です。決して小さな負担ではありません。
さらに、ランサーズの受注者側手数料は16.5%です。同じ3万円の契約なら、ランサーズの手取りは2万5,050円になります。手数料だけを比べると、ココナラは1件につき1,650円少なくなります。
そのため、私は「ココナラは手数料が安いからおすすめ」とは言えません。自分で価格を決められること、サービスを出品できること、検索から見つけてもらえることも、現在はランサーズのパッケージ機能で実現できます。機能だけを比べて、ココナラが明確に優れているとは言い切れません。
それでも私がココナラを使い続ける理由は、すでに480件以上の販売実績、評価5.0、継続してご依頼いただけるお客様、改善を重ねたサービスページがあるからです。
これらは一日で作れるものではありません。一件ずつ依頼へ対応し、評価をいただき、修正しながら積み上げてきた信用です。別のプラットフォームへ移れば、編集経験は持っていけても、サイト内の販売実績と評価はゼロから始まります。

手数料だけならランサーズが有利です。それでも私には、ココナラで積み上げた信用を生かす方が、現時点では合理的だと考えています。
この記事では、ココナラとランサーズの手数料を正直に比較したうえで、それでも私がココナラを主軸にする理由、実績ゼロの初心者はどちらを選ぶべきか、手数料を払っても採算を合わせる考え方を解説します。
ココナラで初受注|迷わず進むためのロードマップ
ココナラを使うか判断するところから、サービス出品、応募、見積もり、ヒアリング、実績公開までを順番に確認するカテゴリーです。出品型と応募型の両方から初受注を目指せます。
今の状態から読む場所を選ぶ
- ココナラを使うか迷っている:第1段階から確認
- プロフィールや出品ページを作りたい:第2・第3段階へ進む
- 募集案件へ応募したい:第4段階を確認
- 相談が届いた:第5段階を確認
- 契約や実績公開が不安:第6段階を確認
第1段階|ココナラで活動する準備をする
副業動画編集を続ける考え方を確認し、どのような依頼を受けたいか決めます。
この記事でわかること:副業動画編集で稼ぎ続ける人の7つの共通点を、月20万円以上を得るまでの実体験から解説します。
第2段階|選ばれるプロフィールとサービスを作る
プロフィール、出品ページ、サービス名を整え、依頼者が内容を判断できる状態にします。
この記事でわかること:ココナラで動画編集の依頼につながるプロフィールの書き方を解説。
この記事でわかること:ココナラで動画編集サービスを出品する方法を初心者向けに解説。
この記事でわかること:ココナラで選ばれる動画編集サービスページの作り方を解説。
この記事でわかること:ココナラ動画編集のサービス名を決める方法を解説します。
第3段階|実績ゼロでも見せられる作品を用意する
ポートフォリオを作り、依頼者が確認しやすい順番で掲載します。
この記事でわかること:動画編集の実績がなくても案件に応募できるポートフォリオの作り方を解説。
この記事でわかること:ココナラで動画編集ポートフォリオを見せる順番を解説。
第4段階|募集案件を選んで応募する
条件の合う案件を選び、定型文の貼り付けではなく、依頼内容に合わせた提案を送ります。
この記事でわかること:ココナラの動画編集募集案件を選ぶ方法を解説。
この記事でわかること:ココナラ募集で動画編集案件へ応募する方法を初心者向けに解説。
この記事でわかること:ココナラの動画編集案件で読まれる応募文の書き方を解説。
この記事でわかること:ココナラで動画編集の相談へ送る初メッセージを解説。
第5段階|見積もりとヒアリングで条件をそろえる
料金、納期、素材、修正範囲を確認し、受注後の認識違いを防ぎます。
この記事でわかること:動画編集の見積もりで赤字やトラブルを防ぐために、使用目的、元素材、完成尺、編集範囲、素材、納期、修正条件、納品形式、実績公開など、受注前に確認する10項目を詳しく解説します。
この記事でわかること:ココナラ動画編集の見積もり相談で受注前に確認する7項目を解説。
この記事でわかること:ココナラ動画編集で修正を減らすヒアリング方法を解説。
この記事でわかること:ココナラで動画編集の見積もり文を書く方法を解説。
第6段階|契約・外部連絡・実績公開を安全に進める
NDA、実績公開、外部連絡、法人案件で確認することを整理します。
この記事でわかること:ココナラのNDAと動画編集の実績公開を解説します。
この記事でわかること:動画編集の実績公開許可を依頼者からもらう方法を解説します。
この記事でわかること:ココナラで外部連絡へ誘われたときの対応を解説します。
この記事でわかること:ココナラで法人の動画編集案件を受注する方法を、累計約537件の経験から解説。
迷ったときの進み方
上からすべて読む必要はありません。現在困っている段階の記事を一つ読み、実際に作業したあと、次の段階へ進んでください。分からない部分が出たときだけ前の記事へ戻る方が、情報を集め続けて止まる状態を防げます。
結論|手数料ではランサーズ、信用資産ではココナラ
先に結論をまとめると、プラットフォーム選びは次のように考えています。
- 受注者側の手数料:ランサーズの方が5.5ポイント低い
- サービスを出品できる機能:両方にある
- 購入者から検索される仕組み:両方にある
- 実績ゼロから始める人:両方へ出品し、実際の反応で判断する価値がある
- すでにココナラで実績がある私:積み上げた信用を捨てず、ココナラを主軸にする
- 今後の選択肢:ランサーズを第2の受注経路として小さく試す
つまり、「ココナラが誰にとっても一番良い」という結論ではありません。現在地によって、合理的な選択は変わります。
ココナラとランサーズの手数料を比較

2026年10月時点の公式情報では、ココナラの通常サービスは販売時の手数料が22%、ランサーズはランサー側のシステム手数料が16.5%です。
参考:ココナラヘルプ「販売時の手数料について」/ランサーズ「システム手数料の詳細」
3万円を受注した場合
- ココナラ:30,000円 − 6,600円 = 手取り23,400円
- ランサーズ:30,000円 − 4,950円 = 手取り25,050円
- 一件あたりの差:1,650円
購入者側には、ココナラ、ランサーズともに5.5%の手数料がかかります。3万円の契約なら、購入者の支払総額はどちらも3万1,650円です。購入者の負担が同じであるにもかかわらず、受注者へ残る金額はランサーズの方が多くなります。
ここは、ココナラを使う側として都合よく隠すべきではありません。手数料だけで選ぶなら、ランサーズの方が有利です。
件数が増えるほど差は大きくなる
一件の差は1,650円ですが、同じ3万円の案件を繰り返すと、差は次のように増えます。
- 10件受注した場合:16,500円の差
- 30件受注した場合:49,500円の差
- 50件受注した場合:82,500円の差
- 100件受注した場合:165,000円の差
「一件あたりでは少額だから」と考えず、年間の販売件数と売上から確認する必要があります。販売量が多いほど、手数料率の差は無視できません。
「自分のサービスを持てる」はココナラだけの強みではない
以前は、募集案件へ応募する働き方と、ココナラで自分のサービスを出品する働き方を分けて考えていました。しかし、現在のランサーズにも「パッケージ」があります。
ランサーズ公式では、パッケージについて、自分のスキルや経験へ希望価格をつけて商品として出品できる機能と案内されています。公開しておくことで、クライアントから直接相談を受けることも可能です。
- 自分で価格を決める
- サービス内容と作業範囲を書く
- 画像やポートフォリオを掲載する
- 購入前に見積もり相談を受ける
- 検索や一覧から見つけてもらう
- 評価と実績を積み上げる
これらは、ココナラとランサーズの両方でできます。したがって、「自分のサービスを持てるからココナラ一択」という説明は正確ではありません。

比較して不利な部分は、そのまま認めることにしました。そのうえで、自分がどこに信用を積み上げてきたかを考えます。
それでも私がココナラを使い続ける5つの理由

1.480件以上の販売実績がある
私には、ココナラで480件を超える販売実績があります。これは単なる数字ではありません。初めてサービスページを見る方にとって、「実際に多くの人が購入し、取引が完了している」という安心材料になります。
同じ編集作品を掲載しても、販売実績0件のページと480件以上のページでは、依頼者が感じる不安が異なります。別のプラットフォームへ移っても動画編集の技術は変わりませんが、サイト内で表示される実績は引き継げません。
2.評価5.0と購入者の声がある
自分で「丁寧に対応します」「高品質です」と書くことは簡単です。しかし、それだけでは依頼者が事実を確認できません。
これまでの購入者からいただいた評価とコメントは、第三者から見た対応品質を伝えてくれます。編集技術だけでなく、返信、説明、納期、修正対応など、サービスページの文章だけでは伝わりにくい部分を補ってくれます。
3.継続して依頼してくださるお客様がいる
副業で使える時間には限りがあります。毎回新しい案件を探し、応募し、条件を説明していると、編集以外の時間が増えてしまいます。
継続してご依頼いただけるお客様がいれば、動画の方向性、確認方法、納品の流れを共有できます。営業へ使う時間を減らし、編集品質へ時間を使いやすくなります。
継続依頼につながる対応については、こちらの記事で詳しく解説しています。
4.改善を重ねたサービスページがある
現在のサービスページは、最初から今の形だったわけではありません。相談で聞かれること、修正が増えた原因、料金を誤解された部分などを確認しながら、少しずつ内容を変えてきました。
基本料金に含む作業、有料になる作業、納期、修正条件、依頼前に必要な情報を整えることで、購入後の認識違いを減らせます。
この改善履歴も、目には見えにくい資産です。ランサーズへ出品する場合には活用できますが、検索順位、購入者のお気に入り、過去の販売実績までは移せません。
ココナラのサービスページを作る方法はこちらで解説しています。
5.「ココナラで動画編集を始める先生」という目標に合う
私が今後目指しているのは、単に動画編集の案件を増やすことではありません。これから動画編集を始める方に、ココナラで出品し、初案件を受け、無理なく単価を上げる方法を伝えたいと考えています。
その発信をするうえで、ココナラで480件以上販売してきた経験は、記事、相談、コンサル、教材の根拠になります。ランサーズの手数料が低いからといってココナラでの活動を止めれば、自分が教えたい内容との距離が生まれます。
つまり、私にとってココナラは受注サイトであると同時に、今後の発信とサービスを支える実績でもあります。
5.5ポイント高い手数料を払う価値があるか
ココナラとランサーズの受注者側手数料の差は5.5ポイントです。この差を払う価値があるかは、ココナラ経由で得られる売上ではなく、手数料を差し引いた利益と、受注までに使った時間で判断します。
比較したい数字
- サービスページの表示数と相談数
- 相談から購入へ進んだ割合
- 一件あたりの平均販売価格
- 手数料を引いた受取額
- 見積もり・営業へ使った時間
- 編集と修正へ使った時間
- 継続依頼へつながった割合
たとえば、ランサーズの方が1,650円多く残っても、受注までに毎回二時間多く営業するのであれば、時間を含めた利益は逆転する可能性があります。反対に、ランサーズでも同じ営業時間で安定して受注できるなら、手数料が低い分だけ有利です。
プラットフォームの良し悪しを、手数料だけ、受注件数だけで決めず、実質時給で確認します。
動画編集の実質時給を計算する方法はこちらの記事で解説しています。
ココナラには購入目的の市場がある
ココナラの動画編集カテゴリには、公式ページ上で14万件の実績、2.1万人以上のクリエイターが掲載されています。購入者が動画編集を依頼する目的で、サービスを比較する市場ができています。
ただし、利用者が多いことは、出品者にとって競合も多いということです。出品しただけで売れるわけではありません。タイトル、画像、説明、価格、ポートフォリオを整え、依頼者が自分に相談する理由を作る必要があります。
ココナラ公式ヘルプでは、おすすめ順について、サービス情報とプロフィールの充実度、販売実績、購入後の満足度などを評価すると説明しています。また、新しく出品したサービスも、内容が充実していれば上位表示されやすくなると案内されています。
すでに販売実績がある私にとっては、この仕組みの中で改善を続ける方が、別の場所でゼロから評価を作るよりも効率が良いと判断しています。
実績ゼロの初心者にもココナラがおすすめ?

ここまで読んで、「では、これから始める人もココナラだけを選べばよいのか」と思うかもしれません。私の答えは、ココナラだけに決める必要はない、です。
実績ゼロの方には、守るべきサイト内の販売実績がまだありません。ココナラとランサーズの両方へ一つずつサービスを出品し、同じ期間で反応を比べる方法があります。
- 同じ対象と作業範囲で出品する:条件をそろえて比較する
- 90日ほど運営する:短期間の表示だけで判断しない
- 相談数を記録する:お気に入りだけでなく、見積もり相談を見る
- 購入率と平均単価を比べる:売れた件数だけで決めない
- 手数料後の実質時給を計算する:営業時間と修正時間も含める
- 反応が良い場所を主軸にする:もう一方は受付を絞って残す
ココナラで先に売れる人もいれば、ランサーズの企業案件と相性が良い人もいます。受けたい動画、価格、ポートフォリオ、返信できる時間によって結果は変わります。
初めてココナラへ出品する手順はこちらの記事で確認できます。
私ならココナラを主軸に、ランサーズを第2経路として試す
現在の私がランサーズへ完全移行することは考えていません。480件以上の実績と評価を使わない状態にする損失が、手数料差よりも大きいと考えているからです。
一方で、ランサーズを無視する必要もありません。ココナラの受付や対応へ影響しない範囲で、得意な動画編集サービスを一つだけパッケージとして出品し、反応を見る価値はあります。
- ココナラ:現在の主力サービスと継続顧客を優先する
- ランサーズ:得意分野を絞った一つのパッケージで試す
- 両方の相談数、成約率、平均単価、実質時給を記録する
- 受注が増えすぎないよう、受付件数と納期を調整する
- 価格競争ではなく、同じ品質を適正価格で提案する
目的は、受注数を増やすことではありません。少ない本数でも採算の合う価格で受け、高品質な編集を続けられる経路を増やすことです。
手数料を考慮した価格の決め方
ココナラで手取り3万円を確保したい場合は、販売価格の78%が受取額になるため、次のように逆算します。
ココナラで手取り3万円を目指す計算
30,000円 ÷ 0.78 = 約38,462円
実際には、作業内容と価格設定単位を確認し、3万9,000円または4万円などへ整理します。
ランサーズでは販売価格の83.5%が受取額になるため、手取り3万円に必要な契約金額は約3万5,928円です。同じ手取りを目指す場合、ココナラの方が依頼者へ提示する価格も高くなります。
ただし、手数料分を機械的に上乗せするだけでは選ばれません。ポートフォリオ、評価、事前確認、納期、修正の少なさなど、価格に見合う価値を説明する必要があります。
受注数を増やさず単価を上げる方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
ココナラから離れることを検討する基準
過去に実績があるからといって、永久にココナラを使い続ける必要はありません。次の状態が続く場合は、主軸を見直します。
- サービスページを改善しても相談がほとんど来ない
- 手数料を引くと、目標とする実質時給を大きく下回る
- ランサーズや直接依頼の方が、同じ営業時間で高い成約率になる
- 継続顧客からの依頼が中心となり、新規集客の価値が下がる
- 受けたい動画ジャンルの購入者が別の市場へ移っている
- 今後の発信やサービスと、ココナラでの活動が合わなくなる
大切なのは、過去の実績へ執着することでも、手数料だけで移動することでもありません。現在の利益と今後の目標に合っているかを定期的に確認します。
よくある質問
ココナラの22%は高すぎませんか?
ランサーズの16.5%と比べれば高いです。3万円の契約で1,650円、100件なら16万5,000円の差になります。ただし、現在の販売実績、成約率、継続率、営業時間によっては、手数料が高くても最終的な利益が多くなる場合があります。自分の数字で判断してください。
販売実績があっても、ランサーズへ移った方がよいですか?
すぐに完全移行する必要はありません。まず一つのパッケージを出品し、相談数、成約率、平均単価、実質時給を比較します。ランサーズの方が継続して利益を残せると確認できてから、受付の比重を変える方が安全です。
両方へ同じサービスを出品してもよいですか?
各プラットフォームの最新規約を確認したうえで、同じ得意分野のサービスを掲載し、反応を比べることはできます。ただし、各サイトで成立した取引は、それぞれのルールに従って進めてください。受付可能数を超えないよう、納期と件数も管理します。
初心者は手数料が安いランサーズから始めるべきですか?
手数料だけなら合理的です。しかし、サービスを見つけてもらえるか、受けたい案件があるか、ポートフォリオと価格が購入者に合うかで結果は変わります。実績ゼロの時期は両方を小さく試し、実際の反応で決める方法をおすすめします。
まとめ|ココナラが一番ではなく、私の信用がココナラにある
ココナラの販売手数料は22%、ランサーズの受注者側手数料は16.5%です。同じ3万円の契約なら、ランサーズの方が1,650円多く残ります。また、自分のサービスを出品する機能、検索、見積もり相談、評価の仕組みも、両方にあります。
そのため、機能と手数料だけを比較して、ココナラが誰にとっても優れているとは言えません。実績ゼロから始める方は、両方へ出品し、成約率と実質時給を比較する価値があります。
それでも私がココナラを使い続けるのは、480件以上の販売実績、評価5.0、継続顧客、改善を重ねたサービスページがあるからです。そして、その経験が「ココナラで動画編集を始めるための先生」という今後の目標にもつながっています。
私にとってのココナラの価値は、手数料の安さではありません。一件ずつ積み重ねてきた信用を、次の依頼と今後の発信へ生かせることです。

ココナラが一番だから使うのではありません。私の信用がココナラに積み上がっているから、主軸として使い続けます。

