動画編集のポートフォリオが完成すると、次に迷うのがココナラの出品ページです。
「何を書けばよいのか分からない」
「実績がないので、安くしないと購入されないのではないか」
「ほかの出品者と同じ内容になってしまう」
動画編集のコンサルでも、このような相談をいただくことがあります。
初めて出品するときは、空欄を埋めることに意識が向きやすいものです。しかし、出品ページは単なるプロフィールではありません。
依頼者が、どのような動画を、いくらで、いつまでに、どこまで編集してもらえるのかを判断するためのページです。
私自身、ココナラで動画編集の依頼を受けてきましたが、購入前の説明が曖昧なままでは、依頼者の認識がずれやすくなります。
反対に、基本料金へ含まれる作業と追加料金になる作業を先に分けておけば、初心者でも落ち着いてやり取りを始められます。
この記事では、ココナラで動画編集サービスを出品する手順と、価格だけで比較されにくいページの作り方を順番に説明します。

最初から完璧な出品ページを作る必要はありません。必要に応じてアップデートしていけばOK!まずは作ってみることが大切。
目次 非表示
- 先に結論:出品前に「販売条件」を決める
- ココナラで動画編集サービスを出品する流れ
- 1.カテゴリーは「できること」ではなく「依頼内容」で選ぶ
- 2.タイトルは「誰に何をするか」を伝える
- 3.キャッチコピーは依頼者のメリットを書く
- 4.サービス内容は購入後の流れまで書く
- 5.基本料金は安さではなく作業範囲から決める
- 6.有料オプションで追加作業を分ける
- 7.修正条件は「回数」だけでなく範囲を決める
- 8.「購入にあたってのお願い」で必要な情報を集める
- 9.購入前の見積もりをお願いする
- 10.サービス画像では完成後を想像させる
- 11.プロフィールとポートフォリオを整える
- そのまま使える出品ページの構成テンプレート
- 公開前チェックリスト
- 出品しただけで終わらせない
- まとめ
- 次に読む記事
先に結論:出品前に「販売条件」を決める

ココナラの入力画面を開く前に、次の7項目を決めてください。
- 誰の動画を編集するのか
- どのジャンルを扱うのか
- 基本料金で何分まで編集するのか
- 基本料金にどの作業を含めるのか
- 追加料金になる作業は何か
- 初稿まで何日必要か
- 修正を何回、どの範囲まで受けるのか
ある程度評価がたまって、どの案件でも受けられる体制になると、「YouTube動画なら何でも編集します」でもOKですが、最初のうちは「特定の動画を編集します」のような出品の方が見積もり依頼が来やすくなります。
初心者の方には、まず一つのサービスで一つの依頼者像を想定する方法がおすすめです。
出品後に別のジャンルへ対応したくなった場合は、同じページへ何でも追加するのではなく、サービスを分ける方法もあります。
ココナラで動画編集サービスを出品する流れ
ココナラ公式ガイドでは、通常サービスの出品は大きく次の流れで案内されています。
- 出品するサービスの種類を選ぶ
- カテゴリーとタイトルを決める
- サービス内容や価格を入力する
- イメージ画像を登録する
- 必要項目を確認して公開する
動画ファイルを納品する一般的な編集サービスであれば、基本的には通常サービスとして作成します。ビデオチャットそのものを役務へ含める場合は、公式案内を確認して適切な種類を選んでください。
出品自体に初期費用や月会費はかかりません。ただし、取引完了時には販売総額から手数料が差し引かれます。
2026年9月2日の確認時点で、通常サービスなどの販売時手数料は22%と案内されています。価格を決めるときは、表示価格がそのまま受取額になるわけではない点に注意してください。
参考:ココナラ「サービスを出品したい」
https://coconala.com/pages/guide_sell

売れた金額がそのまま手元へ残るわけではありません。価格を決めるときは、手数料と作業時間も含めて考えてください。
1.カテゴリーは「できること」ではなく「依頼内容」で選ぶ
カテゴリーは、自分が使えるソフトではなく、依頼者が探しているサービスに合わせて選びます。
YouTube編集、ショート動画、広告動画など、実際に提供する内容に最も近いカテゴリーとサービス種別を選びます。
カテゴリーやサービス種別によって、設定できる価格や入力項目が変わる場合があります。この記事の文章をそのまま入力するのではなく、出品画面に表示される項目を確認しながら進めてください。
2.タイトルは「誰に何をするか」を伝える

ココナラ公式ガイドでは、提供内容をシンプルな「〜ます」形式で入力するよう案内されています。
動画編集サービスのタイトルでは、次の二つが分かる状態を目指します。
- 誰または何に向けたサービスか
- どのような編集を提供するか
タイトルの基本形
【対象・ジャンル】+【提供する編集】+ます
タイトル例
- ビジネス系YouTube動画を見やすく編集します
- 講師向けの会話動画を丁寧に編集します
- YouTube Shorts用の縦型動画を編集します
「高品質」「格安」「最短」といった言葉だけでは、具体的な違いを伝えにくくなります。
自分が得意な動画と、依頼者が受け取れるものを優先して書いてください。
3.キャッチコピーは依頼者のメリットを書く
公式ガイドでは、サービスの特徴が伝わるキャッチコピーを30字以内で作成するよう案内されています。
タイトルと同じ言葉を繰り返すのではなく、依頼者にとってのメリットを補います。
キャッチコピー例
- 撮影や本業へ集中できるよう編集をお手伝いします
- 見やすいテロップと丁寧な進行で仕上げます
- 継続投稿しやすいYouTube編集をお手伝いします
「私には高度な編集技術があります」と自分を主語にするより、依頼者が何に困っていて、依頼後にどうなるのかを考えると書きやすくなります。
4.サービス内容は購入後の流れまで書く
サービス内容には、できる作業を並べるだけでなく、購入前から納品までの判断材料を書きます。
おすすめの順番は次のとおりです。
- どのような方に向けたサービスか
- 基本料金に含まれる内容
- 依頼者に用意してもらうもの
- 納品までの流れ
- 納期
- 修正条件
- 納品形式
- 追加料金になる作業
- 対応できない内容
- 購入前の見積もり案内
サービス内容の記載例
以下は、そのまま販売条件にするものではなく、構成を考えるための例です。動画の長さや作業範囲は無理なく対応できる内容へ変更してください。
このような方におすすめです
- YouTubeへ投稿する時間を作りたい方
- 対談動画を見やすくわかりやすく伝えたい方
- 継続して相談できる編集者を探している方
基本料金に含まれる内容
- 元動画○分まで
- カット編集
- 要点テロップ
- BGM・効果音の挿入
- 音量調整
- 色味の基本調整
- 修正○回まで
- 完成動画の書き出し
納品までの流れ
- 購入前に素材とご希望を確認
- 内容に合わせて見積もりを提示
- 購入後に素材を受領
- 編集を開始
- 初稿を提出
- 必要に応じて修正
- 完成データを納品
納品形式
- ファイル形式:MP4
- 解像度:ご希望に合わせて確認
- プロジェクトファイル:別途相談

文字数には上限がありますが、具体的に書くほど、依頼者は購入後を想像しやすくなります。文字数いっぱい使ってまとめましょう。
5.基本料金は安さではなく作業範囲から決める

実績がない時期は、価格をできるだけ下げたくなるかもしれません。
しかし、低価格にするだけでは、受注後に作業時間が足りなくなる可能性があります。特に動画編集は、完成動画の長さだけで作業量を判断できません。
同じ10分の動画でも、元動画の長さ、カット量、テロップ量、画像選定、演出、音声状態によって必要な時間は変わります。
価格を決めるときは、少なくとも次の内容を確認します。
- 素材確認とダウンロードに必要な時間
- 編集作業の時間
- 書き出しと確認の時間
- メッセージや見積もりの時間
- 修正対応の時間
- ココナラの販売時手数料
- 使用しているソフトや素材の費用
最初から高額にすればよいという意味ではありません。提供できる品質と実績に合わせながら、赤字にならない範囲を決めることが大切です。
私が副業の動画編集で大切だと考えているのは、低単価の案件を大量に受けることではありません。限られた時間の中で一件ずつ丁寧に対応し、品質と単価を少しずつ高められる状態を作ることです。

実績作りのためでも、安く受けるのはおすすめしません。その価格で自分の首を絞めないのか、今後続けられる価格なのか、もう一度計算してみましょう。
6.有料オプションで追加作業を分ける
基本料金だけですべての依頼へ対応しようとすると、作業量が増えても価格へ反映できません。
次のような作業は、基本料金へ含めるか、有料オプションまたは個別見積もりにするかを決めておきます。
- 規定を超える元動画の長さ
- 複数の動画素材
- テロップの量
- サムネイル制作
- 画像や動画素材の選定
- 複雑なアニメーション
- モザイクや追従処理
- 短納期対応
- 規定回数を超える修正
- 構成変更や大幅な作り直し
- プロジェクトファイルの納品
2026年9月2日の確認時点で、ココナラでは有料オプションを最大10個設定できると案内されています。

オプション計算が多い動画編集は、そのまま購入される設定ではなく、まず見積り依頼がくる設定にしておくのがベターです。
7.修正条件は「回数」だけでなく範囲を決める
「修正2回まで」と書くだけでは、どこまでが修正に含まれるのか分かりません。
例えば、誤字の訂正や数秒のカット調整と、完成後の構成変更では、必要な作業時間が大きく異なります。
出品ページには、必要に応じて、次の内容を記載します。
- 無料修正の回数
- 修正依頼をまとめて送ってもらうか
- 誤字や編集ミスの扱い
- 当初の指示にない追加作業の扱い
- 構成変更や作り直しの扱い
- 修正を受け付ける期限
修正無制限を設定する場合も、最初の依頼内容の範囲内であることや、大幅な構成変更は追加料金になることを明確にします。
修正を断るための条件ではありません。依頼者と編集者が、同じ完成形を目指すための線引きです。
8.「購入にあたってのお願い」で必要な情報を集める
購入後に一つずつ質問すると、編集開始までに時間がかかります。
購入にあたってのお願いには、見積もりや編集に必要な項目を書いておきます。
購入前に確認する項目
必要に応じてサービスページに記載することにより、見積り依頼時に記載して送っていただける場合があります。
- 動画の使用目的と公開先
- 参考にしたい動画のURL
- 元動画のおおよその長さ
- 希望する完成動画の長さ
- 希望納期
- テロップの量
- BGMや効果音の希望
- 画像やロゴなど支給素材の有無
- 希望する納品形式
- ポートフォリオ掲載の可否
- そのほか避けてほしい表現
著作権や利用許諾を確認できない素材、公序良俗やココナラのルールに反する内容など、対応できない依頼も事前に明示します。

以下のページは、私のサービスページに記載している見積り前のヒアリングシートです。見積り依頼の際に前もって書いて送っていただける方もいます。
画像下キャプション:基本料金の範囲を固定し、作業量が変わる内容は追加料金または個別見積もりに分けます。
9.購入前の見積もりをお願いする
動画編集は、素材を確認しなければ正確な作業量を判断しにくい仕事です。
そのため、出品ページには「購入前に見積もり相談をお願いします」と記載する方法をおすすめします。
見積もり前には、元動画、参考動画、希望納期、必要な編集、素材の状態を確認します。
先に確認することで、表示価格だけで購入されたあとに、想定していなかったフルテロップや大量の画像選定が必要だと分かる状況を減らせます。

動画の長さだけで見積もらず、参考動画と素材も確認してください。見た目以上に作業が必要な動画もあります。
10.サービス画像では完成後を想像させる
サービス画像は、目立たせることだけが目的ではありません。
一覧画面で、誰に向けた何のサービスなのかが分かり、詳細ページでは編集後のイメージを伝えられることが大切です。
画像へ入れる候補は次のとおりです。
- YouTube動画編集
- 対応しているジャンル
- 基本料金に含まれる内容
- 納品までの流れ
- 料金例
- 修正や納期の条件
- ポートフォリオの一部
一枚目へすべて詰め込まず、最も伝えたい内容を短く大きく配置します。二枚目以降でサービス内容や料金例を補います。
実案件の映像や依頼者名を使う場合は、掲載許可を必ず確認してください。前の記事で説明したとおり、公開済みの動画でも、編集実績として自由に掲載できるとは限りません。
11.プロフィールとポートフォリオを整える
出品ページだけで購入を決める方ばかりではありません。
依頼者は、プロフィールや評価、ポートフォリオを確認し、安心して相談できる相手か判断します。
プロフィールには、次の内容を簡潔に書きます。
- 活動名
- 得意な動画ジャンル
- 使用ソフト
- 対応できる時間帯
- 返信の目安
- 仕事で大切にしていること
実績がない場合は、前の記事で作成した模擬作品を使い、できる編集を具体的に見せます。
そのまま使える出品ページの構成テンプレート
以下の順番へ、自分の条件を当てはめてください。
タイトル
【対象・ジャンル】の動画を【提供価値】するよう編集します
キャッチコピー
【依頼者の悩み】を減らし、【依頼後の状態】をお手伝いします
サービス内容
ご覧いただきありがとうございます
【活動名】と申します。主に【得意ジャンル】の動画編集を行っています。
このサービスでは、【対象となる依頼者】に向けて、【提供する編集】を行います。
基本料金に含まれる内容
- 元動画:【○分まで】
- 完成動画:【○分程度まで】
- 編集内容:【カット、テロップ、BGMなど】
- 修正:【○回まで/範囲】
- 納品形式:【MP4など】
追加料金になる内容
- 【規定を超える動画尺】
- 【フルテロップ】
- 【サムネイル制作】
- 【短納期対応】
- 【大幅な構成変更】
納期
素材と編集内容の確認後、初稿まで【○営業日】を目安とします。
ご依頼の流れ
- 購入前のご相談
- 素材とご希望の確認
- 見積もりの提示
- ご購入
- 編集・初稿提出
- 修正
- 納品
ご購入前にご確認ください
動画の内容によって料金と納期が変わるため、ご購入前に見積もり相談をお願いいたします。
公開前チェックリスト
- 誰に向けたサービスか分かる
- タイトルが「〜ます」形式になっている
- キャッチコピーが規定文字数に収まっている
- 基本料金に含まれる動画尺が分かる
- 基本料金に含まれる作業が分かる
- 追加料金になる作業が分かる
- 初稿までの目安が分かる
- 修正回数と範囲が分かる
- 納品形式が分かる
- 購入前に必要な情報が分かる
- 見積もり相談への案内がある
- 手数料を含めても継続できる価格になっている
- サービス画像や実績の掲載許可を確認している
- 誤字がない
出品しただけで終わらせない
サービスは、一度作って公開したら終わりではありません。
実際にサービスを提供したり、お問い合わせを受けたりする中で、「もっと分かりやすく説明した方がいい」「この内容を追加した方が依頼しやすい」と感じる部分が必ず出てきます。
その気づきを一つずつ反映し、サービス内容を継続的にアップデートしていくことが大切です。
ココナラの動画編集カテゴリには、2026年9月時点で21,250件ものサービスが出品されています。その中で選ばれるためには、公開したまま放置するのではなく、常に改善を繰り返していく必要があります。
サービス内容やサムネイル、タイトル、料金設定、実績の見せ方など、小さな改善を積み重ねることで、問い合わせや受注率が変わることも珍しくありません。

「出品したら終わり」ではなく、「出品してからがスタート」という意識を持ち、より良いサービスへ育てていきましょう。
まとめ
ココナラの動画編集サービスは、必要項目を埋めれば出品できます。
ただし、受注後も無理なく続けるためには、出品前の設計が大切です。
- 一つのサービスで一つの依頼者像を決める
- タイトルで誰に何を提供するか伝える
- 基本料金の動画尺と作業範囲を決める
- 作業量が変わる内容は追加料金へ分ける
- 修正回数だけでなく修正範囲も書く
- 素材と参考動画を見てから見積もる
- 手数料と作業時間を含めて価格を決める
初心者だからといって、何でも安く受ける必要はありません。
自分が対応できる範囲を明確にし、依頼者が安心して相談できるページを作ることが、長く続けられる副業につながります。
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ココナラ募集の動画編集案件に応募する方法
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