動画編集副業に向いている人・向いていない人
動画編集は、副業として人気のある仕事です。
パソコンがあれば自宅で作業でき、身につけた編集スキルはYouTube、SNS、企業動画など、さまざまな場面で使えます。
一方で、「動画を見るのが好き」「パソコン作業が好き」という理由だけで始めると、想像していた仕事との違いに悩むことがあります。
動画編集の仕事には、カットやテロップだけでなく、依頼者との連絡、素材確認、見積もり、納期、修正対応も含まれるからです。
私は未経験から動画編集を始め、ココナラで480件以上のご依頼を経験しました。
この記事では、その経験をもとに、動画編集副業に向いている人と、始める前に慎重に考えた方がよい人の特徴を紹介します。
動画編集副業に向いている人
細かな作業を続けられる人
動画編集では、数秒単位でカット位置を調整したり、テロップの誤字を確認したり、音量を整えたりします。
完成した動画は華やかに見えますが、その裏側には地道な作業があります。
同じ映像を何度も見直すことに強い苦痛を感じず、少しずつ完成度を上げられる人は向いています。
分からないことを自分で調べられる人
編集ソフトには多くの機能があります。案件によって、今まで使ったことのない表現を求められる場合もあります。
すべての操作を暗記する必要はありません。
必要になったときに、公式情報や解説動画を調べ、実際に試せることが大切です。
相手の意図を確認できる人
動画編集は、自分が好きな映像を自由に作るだけの仕事ではありません。
依頼者が、誰に、何を、どのように伝えたいのかを確認する必要があります。
分からない部分を勝手に判断せず、簡潔に質問できる人は、修正を減らしやすくなります。
納期から逆算できる人
副業では、本業が忙しくなる日もあります。
そのため、納期当日に仕上げるのではなく、素材確認、編集、見直し、初稿、修正の時間を逆算しておく必要があります。
自分が一週間に使える時間を把握し、無理な案件を断れる人は長く続けやすいです。
修正を改善材料として受け取れる人
丁寧に編集しても、修正が一度もないとは限りません。
修正依頼を否定と受け取るのではなく、依頼者が求める完成形へ近づけるための情報として扱える人は向いています。
ただし、購入前に決めた範囲を大きく超える変更まで、すべて無料で受ける必要はありません。
少しずつ積み上げられる人
最初の作品、最初の出品、最初の依頼は、時間がかかります。
すぐに大きな金額を稼げなくても、一つずつ作品と評価を積み上げられる人に向いています。
動画編集副業を慎重に考えた方がよい人
すぐ簡単に稼げる副業を探している人
動画編集は、ソフトをインストールしただけで収入になる仕事ではありません。
基本操作、作品作り、出品や応募、依頼者とのやり取りが必要です。
学習時間をほとんど取れず、短期間で確実に稼げる方法だけを求めている場合は、期待と現実が合わない可能性があります。
修正を一切受けたくない人
依頼者のために制作する以上、認識の違いや好みによる修正は発生します。
修正そのものを避けるのではなく、事前確認と作業範囲の明示によって、必要以上に増やさない考え方が必要です。
連絡を後回しにする人
編集作業が進んでいても、返信がない状態が続くと依頼者は不安になります。
すぐに回答できない場合でも、「確認して何日までに返答します」と伝えるだけで印象は変わります。
受けられる案件をすべて引き受けてしまう人
副業で使える時間には限りがあります。
安価な案件を大量に受けると、納期に追われ、品質が下がり、精神的にも肉体的にも疲弊しやすくなります。
このサイトでは、動画編集者からディレクターになることを標準の目標にはしていません。
本業と両立しながら、動画編集者のまま、少数の高単価案件を丁寧に制作できる状態を目指します。
自分の作業時間を記録したくない人
一本2万円で受注しても、20時間かかれば、手数料や経費を引く前の時給は1,000円です。
価格だけでは、良い案件か判断できません。
学習、連絡、修正を含めて作業時間を記録し、実質時給を確認する必要があります。
副業で確保したい時間
最初は、学習と制作のために週5〜10時間程度を確保できると進めやすくなります。
ただし、必要な期間はパソコン経験や目標によって変わります。
毎日作業できなくても構いません。大切なのは、一週間のどこで作業するかを先に決めることです。
例えば、平日2日と休日1日に分けて、次のように使えます。
- 平日1日目:操作学習
- 平日2日目:短い練習
- 休日:一本の動画を完成させる
向いているか迷ったときの試し方
高価な教材を購入する前に、短い動画を一本作ってみてください。
- 1〜3分程度の素材を用意する
- 不要部分をカットする
- 要点にテロップを入れる
- BGMを入れる
- 音量を調整する
- MP4で書き出す
この作業をして、「もっと良くしたい」と感じるか、「二度とやりたくない」と感じるかは、一つの判断材料になります。
動画編集副業で目指すべきこと
初心者の最初の目標は、一本の動画を完成させることです。
その次に、ポートフォリオ、出品、初受注へ進みます。
案件を取れるようになった後も、本数だけを増やす必要はありません。
実績、品質、顧客対応を積み上げ、受注数を増やさずに単価を上げる道があります。
本業と休息の時間を守りながら、一本に十分な時間を使えることも、副業を続けるための大切な成果です。
まとめ
動画編集副業に向いているのは、次のような人です。
- 細かな作業を続けられる
- 必要なことを調べられる
- 相手の意図を確認できる
- 納期から逆算できる
- 修正を改善材料にできる
- 少しずつ積み上げられる
一方、すぐ簡単に稼ぎたい人、連絡を後回しにする人、案件を断れない人は、始める前に働き方を考える必要があります。
向いているか迷っているなら、まず短い動画を一本完成させてみてください。
次は、未経験から初受注までの全体像を確認しましょう。
