「実績公開はNGです」
この動画、編集はほとんど自分がやったのに…と思ったことはありませんか?
動画編集を始めたばかりの頃や、下請け案件ばかり受けている多くの動画編集者が直面するのが「実績の壁」です。
ポートフォリオを作りたくても、「下請け案件ばかりで公開できない」「実績として出せない」…そんな状態では、新しい仕事を取るのも難しくなります。
- 下請けばかりで名前が出ない状況からどう抜け出すか
- 実績として公開できる“武器”がない場合に信用を得るにはどうすればいいか
- 「自分の武器になる実績」をどう作ればいいか
この記事では、こうした悩みに対するヒントや、実績を作る具体的な方法についてお伝えします。
「自分がやったのに、実績にはならない」問題
いつの間にか人が間に入り、単価は安く、納期は短く、そして実績にもならない。
「このままでいいのか?」と、一度でも思ったことがある方は、ぜひ読み進めてください。
どれだけクオリティの高い動画を作っても、どれだけ時間をかけても、どれだけ再生されても、それはあなたの実績にはなりません。
ポートフォリオにも載せられず、SNSにも公開できない。
その動画は、仕事をくれた人の実績となってしまうのです。
なぜ実績として公開できないのか
実績公開がNGになる理由として、多くの場合、以下のような背景があります。
- 編集後に他の人の手が加わっている
- クライアントとの秘密保持契約がある
①は、あなたひとりで仕上げた作品ではないため、“自分の実績”として出すには不完全ということ。別の編集者から受けた仕事の場合、最終的な納品物は誰かの修正が加わっていることがあり、単独の実績として認めづらいということです。
②は、クライアントから「公開はNG」と言われている場合。秘密保持契約(NDA)などがあると、許可なく実績公開はできません。
これらの理由により、いつまで経っても「公開できる実績」がゼロのままになってしまいます。
別の編集者(ディレクター)から仕事をもらうデメリット
別の動画編集者やディレクターから仕事をもらっていると、こうした声が飛んできます。
「こんな感じの編集ってできますか?」
「素材40分あるんですけど、2日でいけますか?」
「継続あるかもしれないので、今回だけ3000円でいけますか?」
これらは、実際に私がXで仕事を受けていた際にDMで言われた言葉です。無茶な要求も多く、誰かが受けているからこそ続いているのでしょう。
デメリットは数えきれませんが、メリットがあるとすれば「仕事探しが楽」という一点のみ。
「修正のフィードバックがもらえる」という点をメリットに挙げる人もいますが、本来は修正が来ないようなクオリティの編集が理想です。
単価が上がらない/交渉できない
間に人が入っている限り、価格は抑えられます。
いくらスキルが上がっても、報酬が大きく増えることはあまり期待できません。
突然なくなるリスクがある
元請けの都合次第で、突然仕事が打ち切られることもあります。
「今回は別の編集者に振ることになりました」
この一言で仕事がなくなることもあるのです。
直接クライアントと仕事をするメリット
実績を自分の名前で発信できる
自分で受けた仕事は、自分の言葉で語ることができます。
クライアントに許可をもらえば、ポートフォリオ掲載やSNSでの紹介も可能です。
「この動画は自分が編集しました」と、胸を張って言える――これが、次の仕事に繋がる最大の武器です。
必ずクライアントに事前確認を取りましょう。
信頼が生まれ、リピート・紹介が増える
直接やり取りすることで、クライアントとの信頼関係が築かれます。
- またお願いしたい
- 知り合いに紹介したい
- こういうことを考えている
こうした言葉をもらえるのは、直接仕事をしているからこそ。
信頼が生まれると、仕事の質も自然と上がっていきます。
単価も納期も自分で決められる
スキルに合った価格設定ができ、無理な納期にも「できます」と言う必要がなくなります。
他人に振られる仕事から、自分が“選ばれる仕事”へ。
その働き方は、クライアントと直接契約することで手に入ります。
「営業が苦手…」でも大丈夫。ココナラでOK
「直接仕事を取るなんて無理…営業できない…」という方もご安心を。
そんな方にぴったりなのが「ココナラ」です。
自分の名前で“実績”が残せる
ココナラでは、自分のサービスを“自分の名前”で販売できます。
納品後、クライアントに確認さえ取れれば、ポートフォリオにも掲載できます。
営業不要で勝手に仕事が来る仕組みが作れる
プロフィールとサービス内容をしっかり作り込み、実績を積み重ねていけば、営業しなくても見積もりの相談が届くようになります。
現在、私は2〜3日に1件のペースで相談が届いています。
営業が苦手な人でも待ちの営業ができる場所です。
初心者にもやさしいくわかりやすい
テンプレート化されたメッセージ
AIによるサポート機能
匿名取引
見積もり相談機能
PCが苦手でも、文章作成が苦手でも、簡単に取引できる設計になっています。
実績ゼロでもスタートできる
最初は公開依頼にとにかく応募して実績と評価を積む。
決して安売りはせず、評価をためる。評価数は自分の大きな武器になります。
最初は誰でも評価ゼロからのスタート
「評価がない自分なんて、誰も選んでくれないんじゃないか…」
最初は、誰もがそう思います。
でもよく考えてください。
最初は誰だって評価0からのスタートです。
今、活躍している動画編集者たちも、全員が評価ゼロ、実績ゼロからスタートしています。
最も大事なのは「価格」より「誠実さとスピード」
最初は“モニター価格”として価格を低めに設定するのもアリですが、それ以上に大切なのはこの3つ。
- 返信のスピード
- 丁寧で安心感のあるコミュニケーション
- クライアントの意図を正確に汲み取る姿勢
この3つを守れば、実績ゼロでも「この人に頼みたい」と思われます。
チャット形式でやり取りをすることが一般的なので、何度もやり取りをすると時間と労力がかかってしまします。
シンプル、かつ相手に負担がないように気を配りましょう。
最初の評価がつけば、見える景色が変わる
1件でも売れると、検索順位や露出に影響が出てきます。
正確な仕組みは不明ですが、受注数、納品数、評価は確実に影響しているはずです。
有料で検索上位に表示する方法もあります。
評価がつくと、依頼する方も格段に依頼しやすくなります。

上記のような評価をいただくと、必ず待っていても見積もり依頼が来るようになります。
評価は積み上げ式の信頼資産
一度ついた評価は消えません。
つまり、あなたが積み上げた信頼は、一生モノの資産となります。
自信がないから始められないのではなく、始めないから自信が持てないのです。
思い立ったが吉日!先行者利益を得るために一歩踏み出してみましょう。
✍️ ココナラを始めるためのステップ
- ココナラで無料登録をする(知識・スキルの販売サイト【ココナラ】AD)
- プロフィール文をしっかりと書く
- 自分が提供するサービスを作り込む
- 公開依頼へ応募する(返信は素早く丁寧に対応)
- 受注して、納品まで終わらせ評価をもらいポートフォリオを掲載する
プロフィールやサービスの書き方はこちらの記事を合わせて確認してください。
AIで簡単にサービス説明文も作れる時代ですが、上位に表示されている他の出品者の文章も大変参考になります。
今始める人だけが「先行者利益」を得られる
動画編集はオワコンではありません。
SNS、ココナラ、各種クラウドソーシング――動画編集の需要は今も拡大中です。
だからこそ、始めるなら「今」です。
同じようなスタートラインに立つなら、早く始めた人の方が圧倒的に有利です。
まとめ:「名前を出せない仕事」ばかりでは、成長できない
誰にも見られず、名前も出ず、実績にもならない
そんな裏方仕事だけでは、スキルがあっても報われません。
- 実績を積みたい
- 将来は独立したい
- 単価交渉、納期は自由にしたい
その気持ちがあるなら、まずは自分の名前で仕事を受けることから始めましょう。
その第一歩に最適なのが、ココナラです。